ニッポンのことが大好き!という外国人の熱い思いを世界中から募集し、その熱意をご紹介するバラエティ番組『世界!ニッポン行きたい人応援団』。
当番組では、応募者の中からニッポン愛が凄すぎる方を日本へご招待し、夢を叶えるお手伝いをしています。
羊羹 ( ようかん ) が大好きマリアンさん
ヨーロッパの小国ハンガリーですが、今回で 7 人目となるご招待!
羊羹や錦玉羹の作り方を学びたいと応募してくれた女性を訪ねました。
彼女の名前は、マリアンさん。ハンガリー南部の町 Pécs ( ペーチ ) に住んでいます。
留学生も数多く集まる大学都市でもあり、この国の歴史や文化が色濃く残る観光地。
冒頭では、ペーチの美しい街並みも合わせてお届けしています。
特に、ハンガリーの名窯の一つ『 Zsolnay (ジョルナイ)』があり、建物のタイルや噴水など、その作品が至るところで見られます。
毎年、7月上旬 ( 2020年は7月2日~7月5日 )にジョルナイフェスティバルを開催。
町全体が、ジョルナイカラーで彩られる光の祭典です。( その模様はここをクリックしてご覧ください )
この時期もペーチ旅行にはおすすめです。
きっかけはパリのとらや
ハンガリーで 9 年以上、裏千家の茶道を習ってきたマリアンさん。
1 ヶ月に 1 度、ブダペストで行われるお稽古にペーチから参加しています。
先生が用意した日本の甘味をいただくこともありますが、いつも手に入るわけではありません。
そこでお稽古の時には、彼女は参加者のために和菓子 ( 特に羊羹系 ) を作って持って行ったりします。
こうして茶道を通して、和菓子作りにハマっていったそうです。
ある時、旦那さまがマリアンさんのためにパリのとらやから羊羹 ( ようかん )を注文し、サプライズプレゼント♡
その味と夫の優しさに感激した彼女は、羊羹の虜に。
でも当地では羊羹そのものは市販していません。
出来上がった餡の缶詰やパックさえもありません。
そのため、一から作り始めることに。
特にこし餡を作るのは、ものすごく大変!
羊羹作りは、これほどまでに手間と時間がかかるものなんだ…と撮影しながら痛感したスタッフでした。
一生懸命な彼女を家族、職場の皆さん、ご友人たちも応援してくれているのがわかり、マリアンさんの人柄も見えるロケとなりました。
そんな彼女が日本に招待され、現地スタッフ一同も、とても嬉しかったです。
( ご招待発表では、スタッフも嬉しすぎて、マリアンさんと一緒にはしゃいだほど。笑 )
そして日本では、室町時代から続く名店を訪ねたり、江戸時代から変わらない伝統製法を学んできました。
撮影中、感激のあまりに大号泣してしまうことが何度かあったそう。
その様子は、ぜひ番組でご覧ください。
TV TOKYO 公式無料配信スタート ( 日本国内向け ) https://lnky.jp/Zysag1F
放送当日、彼女から下写真が送られてきました。
タイムリーに番組を視聴できなくても、日本でお世話になったお店の方々からいただいた羊羹とお茶を用意して、素敵な出会いや経験を思い出していたようです。
マリアンさんの来日をサポートしてくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。