ニッポンのことが大好き!という外国人の熱い思いを世界中から募集し、その熱意をご紹介するバラエティ番組『世界!ニッポン行きたい人応援団』。
当番組では、応募者の中からニッポン愛が凄すぎる方を日本へご招待し、夢を叶えるお手伝いをしています。
今回は、日本刀を自作するハンガリー男性がご招待されました!
ハンガリーからのご招待は8人目

何と今回でハンガリーからのご招待は8人目!
- 東京メトロ ※当番組がレギュラーではなく特番時代
- 着物
- そろばん
- 天ぷら
- 焼きそば
- 草鞋
- 羊羹
この国には本当に器用で熱心な方がいらっしゃるなと感心するばかりです。
今度の主役はアンドラーシュさん。日本刀を愛してやまない方。
ニッポンでは刀作りはほとんどが分業制。ですが、ハンガリーでは分業するだけの人材がまず揃いません。
アンドラーシュさんは、玉鋼の生成から、全ての工程を自分一人で行っています。一振り仕上げるのに約5カ月かかるそうです。
刀だけでなく、作業場となる工房を自宅の裏手に作り、鋼を熱する炉や、風を送る吹子(ふいご)も全て手作り!
更には日本の空気感や精神の中で制作をしたいと、自分の庭を自分の手で日本庭園風に。その出来もあっぱれとしか言いようがありません。
こうして、20 年近くも日本刀に情熱と人生を捧げてきた逸材なのです。
実は、 2021 年の夏、ハンガリーではコロナが少し落ち着いていた頃に取材をしていました。
ですが、取材後、コロナは再び私たちを襲いました。そして気づけば 取材から 1 年半が経っていたのです。
弊社スタッフも半ばあきらめかけていたのですが、、、ご招待のお知らせが!
ご招待ロケに行ったスタッフたちは、ワクワクドキドキ(笑)
ご招待のロケ中に、アンドラーシュさんが涙を流すシーンも。言うまでもなく、テレビには映っていませんが、スタッフもらい泣き。
アンドラーシュさんはニッポンで信じられないような素晴らしい経験をたくさんしてきたそうです。
憧れの人とご対面

アンドラーシュさんが会いたい会いたいと切望していた吉原義人先生にお会いして、自分が作った玉鋼や刀を見ていただく機会に恵まれました。
本人いわく、感動しすぎて最初は言葉がでなかったそうです。
義人先生のお弟子さんたちとともに、工房で刀づくりを経験。何と、今回の来日期間は2週間と通常よりも長いスケジュール。
ですが、観光日は1日のみ。後は毎日刀づくり。

かなり大変な日々だったようですが、アンドラーシュさんは天国にいるようだったと言っていました。
1日だけのオフの日もこれまた刀尽くし。美術館や博物館、武道防具店などを回ったそうです。
帰国後、アンドラーシュさんは今まで以上に刀づくりに精を出しています。
いつかまた、師匠やお弟子さんたちと再会できる日を夢見て ( いつかハンガリーにもいらしてください!) 、弊社も彼のこれからを陰ながら応援していきたいと思います。
▼番組内容の詳細は、こちらのリンクからご覧ください。


 
                     
 
                 
 
                     
                     
                    