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2018年02月13日

ハンガリーにもなまはげがいた!?面白い伝統行事 Busójárás

在住邦人たちの間では、ハンガリーのなまはげと称されるBusó(ブショー)たち。
彼らは冬の終わりが近づくころにドナウ川を下ってMohács(モハーチ)の町に現れます。
このイベントはBusójárás(ブショーヤーラーシュ)という毎年2月中旬に 6 日間行われる恒例行事です。

ハンガリーのブショーヤーラーシュってどんなお祭り?

ハンガリー南部にあるモハーチという町で毎年行われます。
2018 年は 2 月 8 日から 13 日にかけて開催されました。

その始まりは正確にはわかりませんが、18 世紀の書物に記述が残されており、長~く続く伝統的なお祭りです。
2009 年 9 月に Busójárás ( ブショーヤーラーシュ ) は、UNESCO 無形文化遺産に登録。
現在では、長く寒い冬の終わりを祝う行事となっていますが、ハンガリーの歴史的な出来事から生まれた伝説に基づいています。

遡ること数百年。
オスマン帝国軍がハンガリーに侵略してきた頃のお話です。

トルコ人たちが攻めてきて、モハーチに住んでいた Sokác ( ショカーツ ) 人たちは、ドナウ川を横断して小島へ逃げたそう。
何とかして元の地へ戻れないか、トルコ人たちをどうやって撃退しようか … と考えました。

オスマン帝国軍の兵士たちが怖がって逃げていくように仕向けよう!と誕生したのがブショーと呼ばれる日本のなまはげのような怪物です。
町人たちは、羊や動物たちの毛を身にまとい、恐ろしい顔の木彫り面をつけ、凄まじい音をたてながら小舟に乗ってドナウ川を渡って行ったのです。

A mohácsi busójárás official website

数日間続くブショーヤーラーシュでは、この歴史的伝説をストーリー仕立てで伝えています。
祭り期間中、ブショーに変装した町人たちは Kereplő ( ケレプルー ) という振り回すと激しい音を出す楽器を持って町を練り歩きます。

中には、ちびっ子ブショーちゃんも ♡
下写真の彼が持っている道具が、敵を威嚇するような荒々しい音を出すケレプルーです。

女性たちは民族衣装に魅惑的なマスクをつけて、ブショーたちと供にパレードに参加。

ケレプルーの音、鐘の音、民族音楽の生演奏、人々の笑い声で町中大賑わい!
そして夜になると町の中心にある広場で、冬の終わりを祝う宴が行われます。


ブショーたちは、冬に見立てた藁人形を持って現れ、火を放ちます。


 激しく燃え上がる炎を囲むブショーたちの姿は、迫力満点です!

来年も開催されますので、2 月にハンガリーへお越しの際はぜひお祭りに参加してみてくださいね ♪

A mohácsi busójárás official website : http://www.mohacsibusojaras.hu/

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取材・撮影コーディネート Media Coordinator

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日本ハンガリーメディアートは、ハンガリーを拠点に中欧・東欧ヨーロッパの取材・撮影コーディネート事業を展開。ロケーションのことはお任せあれ!豊富な経験でヨーロッパでの活動をサポートいたします。その他、通訳・翻訳、リサーチ業務等も承っておりますので、お気軽に取材、撮影、CM制作等ご相談ください。